遠野(とおの)【岩手県】
登場作品…TOHOKU、20周年〜令和

2007年のTOHOKUから登場。
2008年の20周年からは全国版にも登場。



●遠野物語グッズ屋(2017、令和)
元ネタ:とおの物語の館 【令和HP】
URL:http://www.tonojikan.jp/kanko/mukashibanashi.php

遠野を一躍有名にした柳田國男の『遠野物語』。
遠野出身の佐々木喜善から聞いた、遠野の昔話をまとめた本で、日本の民俗学の先駆けとも称される。

その遠野物語について学べるのが「とおの物語の館」で、
「昔話蔵」では遠野地方に伝わる昔話を紹介、
「遠野座」では実際に語り部から昔話を聞け、
「柳田國男展示館」は柳田の足跡を辿ることができる、
一挙三得な施設。

ミュージアムショップも併設されていたが、遠野物語に関するものは実際の本くらいで、後はカッパグッズが多かった。





●河童伝説グッズ屋(TOHOKU、20周年〜令和)
元ネタ:遠野ふるさと村 【桃鉄ごはん】
URL:https://www.tono-furusato.jp
元ネタ:伝承園 【桃鉄ごはん】
URL:https://www.densyoen.jp

遠野に伝わる昔話の中でも有名なものが「カッパ」にまつわるもの。

「遠野ふるさと村」も「伝承園」もカッパに関する施設、というより
遠野の歴史を伝承するための施設で、曲がり屋の見学などが主だが、
しっかりとお土産屋ではカッパに関するグッズは売っている。

ただ、「遠野の河童は顔が赤い。」と『遠野物語』に書かれているものの、「遠野のお土産屋さんの河童は顔が緑。」
赤い河童のグッズはほぼ無かった。多分赤いとあまり売れないんだと思う。





●ジンギスカン鍋屋(2017、令和)
元ネタ:遠野ふるさと村 【裏日記2017年8月6日】(ジンギスカンは予約必須)
URL:https://www.tono-furusato.jp

遠野の隠れた名物がジンギスカン。
北海道のようにお店で食べるのではなく、バケツの中に固形燃料を入れ、その上に鉄板を置いて庭で食べるのが遠野流。

さくまサンも訪れた「遠野ふるさと村」の人によると、
「時間が余ったらジンギスカン」「親戚が集まったらジンギスカン」「特に食べたい物無かったらジンギスカン」らしい。
確かに、スーパーに肉と野菜のセットが売っていて、固形燃料を入れて火を付けるだけなので、気軽にできて良いのかも。



シンプルだけどやっぱりジンギスカン楽しい。ふるさと村のおじさんもお喋り面白くて、良い時間を過ごせた。



●ひっつみ料理屋(TOHOKU、20周年〜令和)
元ネタ:田中ひっつみ庵 【桃鉄ごはん】→2020年4月末閉店

「ひっつみ」は水でこねた小麦粉を手で薄く延ばしたものを手でちぎり、鶏肉、ごぼう、にんじん、きのこなどを入れた醤油ベースの汁に入れて煮込んだ料理。
「手で引きちぎる」ことを方言で、「ひっつむ」と言うことから「ひっつみ」と名付けられた。

『桃鉄ごはん』で紹介されている「田中ひっつみ庵」だが、盛岡のお店な上に2020年4月末に閉店。
「田中ひっつみ庵」の運営をしている「日本料理田中」も食べログでは閉店?
「田中ひっつみ庵」の仙台店は残っているようだが、こちらは肝心のひっつみがメニューに無いみたい。

一旦、遠野ふるさと村でジンギスカンと一緒にひっつみを注文。



溢れ出る実家感!



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