登場作品:TOKYO
2005年の携帯版TOKYOが初登場。
●桐たんす工房(TOKYO)
元ネタ:山田桐箪笥製作所 【もしかしたら】
URL:https://y-kiritansu.com/
春日部は桐の産地として有名だった。さらに、日光東照宮の造営に関わった工匠が春日部に住み着いたことにより、木工が盛んになった。
木工の中でも、江戸での需要が高かったタンスが多く作られるようになっていき、春日部はタンスの産地として有名になった。
「工芸ジャパン」の代表的な製造元、一番上に書いてあった「山田桐箪笥製作所」を元ネタに。
●羽子板工房(TOKYO)
URL:http://www.kasukabe-tokusan.jp/2hagoita/hago_top.html
元ネタ:さかた 【もしかしたら】
URL:http://www.takumi-ikko.com/
春日部の名産品、羽子板。元は浅草に居た職人達が、戦禍と雑踏から逃げるため、桐の産地だった春日部に移住したことが始まりだという。
春日部で作られるのは羽子板の中でも「押絵羽子板」というもので、羽二重の布に綿を詰め、平たく言うとぬいぐるみのようなもので絵を作る。
「さかた」はこのインタビューによると、歴史は短いのだが「業界の新しいスタンダード」を開いて行ったそう。
(住宅街で普通の民家でやっている所が多く、ちゃんと看板に「羽子板」って出てる所が少ないのもココを元ネタに選んだ理由だったり…)
作風から、左の羽子板が「さかた」製のはず。
未訪問。
●大型家具店(TOKYO)
元ネタ:島忠ホームズ 春日部店 【おそらく】→2025年6月19日閉店
春日部で発展したタンス製造。そのタンス工房のうちの一つだった「島村箪笥製造所」。
この「島村箪笥製造所」が発展したのが「島忠」。
その「島忠」の大型店舗「島忠ホームズ 春日部店」は長年営業を続けていたが、2025年6月19日に閉店。
翌2025年6月20日からは同じ場所で「ニトリ 春日部店」が営業を始めた。諸行無常。
(「島忠ホームズ 春日部本店」も春日部市内にあるが、こちらでは家具が売られていないそうなので、「春日部店」を元ネタにした。)
●麦わら帽子工房(TOKYO)
URL:http://www.kasukabe-tokusan.jp/3mugiwara/mugi_top.html
元ネタ:田中帽子 【おそらく】
URL:https://tanaka-hat.jp/
古くから米や麦の生産地として栄えた春日部。
多くの農家が麦を編み込んで作る「麦わら真田」作りを副業としていた。
明治10年頃に、この麦わら真田を使い、帽子を作り始めたのが春日部の麦わら帽子生産の始まりだという。
名産とはいえ、麦わら帽子製造メーカーは少なく、ほぼ「田中帽子店」の情報ばかり出てきたので、元ネタに。
そして、「田中帽子店」、駅からめちゃ遠いのでまだ訪問できてない。