新小岩(しんこいわ)【東京都】
登場作品…TOKYO

2005年のTOKYOに登場。



●江戸小紋工房(TOKYO)
元ネタ:小宮染色工場 【十中八九】

大名たちが江戸城へ登場する際、次第に着物の豪奢さを競うようになっていった。
それを見かねた幕府は、贅沢な着物の着用を禁止した。

贅沢な着物を禁止された大名たちは、遠目には無地に見えるが、
近づくと小さな模様が描かれている着物、つまり小紋の着物を着用するようになっていった。

しかし、その歴史の長さに反して「江戸小紋」という言葉が誕生したのは1950年頃。
この小宮染色工場の小宮康助さんが人間国宝に認定された時に
、他の小紋染めと区別するために、「江戸小紋」という言葉が使われるようになった。





●セルロイド工場(KANTO)
元ネタ:セキグチ 【おそらく】
URL:https://www.sekiguchi.co.jp

近隣の東立石には「セルロイド工業発祥記念碑」があり、日本のセルロイド製品の大半が東京・葛飾区で生産されたと言われる。

しかし、セルロイドは昭和30年頃をピークに姿を消し、現在では工場どころか商品を見るのすら難しくなっている。

西新小岩にある「セキグチ」は大正・昭和期にはセルロイドのおもちゃを製造。
昭和期にはソフトビニールの製品化に成功し、1918年の創業から現在もおもちゃを作り続ける。
特に1974年に誕生した「モンチッチ」は世界的なヒットになっている。





●お色気横丁(携帯版TOKYO)

携帯版TOKYOは携帯向けタイトル第1弾ということで、
今までに無かった物件や以降登場しない物件が多く含まれているが、その最たるもの。
実際に、DSへの移植の際に物件ごと消され、パチンコ屋が1つ増える形になっている。

お色気と言っても流石に本当にお色気のお店を元ネタにはしないと思うので、
赤線跡にあるスナック街とかが元ネタなのかな?





●パチンコ屋(TOKYO)

ギャンブル系に厳しい桃鉄だが、TOKYOでは物件として登場。
最新作・令和でも桐生にパチンコ工場が登場しているので案外OKなのかもしれない。
実際に、DS移植でもパチンコ屋は存続し、お色気横丁が消えた分、むしろパチンコ屋の件数が増えている。

2022年現在、パチンコ屋が減少している中、新小岩も例外ではなく、
20年営業を続けたマルハン新小岩店は2020年に閉店。40年営業を続けたジャンボ新小岩店は2022年に閉店。

現在も営業を続けているのは「エスパス」「ダイナム新小岩店」「マリオン新小岩店」など。

…でも新小岩がそんなにパチンコで有名というイメージはない。





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