小田原(おだわら)【神奈川県】
登場作品…初代、G〜令和、KANTO

1988年の初代で隠し物件として登場。しかしSUPERでは登場せず、復活は2005年のGから。

さくまサンが近くの湯河原に家を持っていることもあり、それなりに日記への登場回数は多い。

また、15・16では「かまぼこ怪獣オダワラー」が登場するが、デメリット怪獣で、出現させたプレイヤーに乗りかかり損害を与える。



●かまぼこ屋(G〜令和、KANTO)
●かまぼこ工場(KANTO)
元ネタ:鈴廣 【桃鉄ごはん】
URL:https://www.kamaboko.com楽天

小田原の名物は「かまぼこ」で、国道1号の近くに「小田原 かまぼこ通り」も存在する。

小田原のかまぼこ屋の中でも規模が大きいのがこの「鈴廣」で、
風祭駅前にある「鈴廣 かまぼこの里」には鈴廣の本店の他に、
かまぼこ博物館やバイキングレストラン、懐石料理屋など多くの施設が作られている。



本店&工場。



●かまぼこビール園(G〜16、20周年、2010)
元ネタ:箱根ビール蔵 【裏日記2003年9月10日】→2009年6月「えれんなごっそ」にリニューアル。
URL:https://www.elennagosso.com

↑の鈴廣が経営する「箱根ビール蔵」は、「鈴廣 かまぼこの里」の中の一施設。「箱根百年水」を使用した地ビール「箱根ビール」を製造している。

2009年には「えれんなごっそ」にリニューアル。名前から「ビール」の文字は外れたが、変わらず「箱根ビール」を製造・提供している。



行った時期には「箱根ピルス」「小田原エール」「こゆるぎブラウン」があり、
注文したのは「小田原エール」。



●ちょうちんや(初代)
●ちょうちん工房(G〜16、20周年、2010、KANTO)
URL:https://www.odawarajibasan.jp/chochin/

全国的には、かまぼこに隠れてしまっている小田原の名物・ちょうちんだが、
小田原を訪れると街のアチコチに提灯モチーフの飾り付けがされている。

「小田原提灯」は江戸時代の中頃、提灯職人の甚左衛門(じんざえもん)が考え出したと言われる。
「折り畳める」「糊付け面が多く剥げにくい」「蓋部分が霊木で作られいるので魔除けになる」のが特長で、この特長を「三得」という。



JR小田原駅には高さ4.5mの巨大小田原提灯がある。

自分は「かまぼこ屋」の元ネタ、「鈴廣」のかまぼこ博物館で提灯づくりを体験させてもらった。
こういうの得意なんだけど、これは全然うまくいかなかった。敗因は2つ。
・「芯になるひごを端までちゃんと止めなかった」
・「説明書をちゃんと読まなかったので、上下部分を折り返してすぐ止めてしまった」



●ういろう屋(JAPAN)
元ネタ:ういろう 【裏日記2005年2月26日
URL:http://www.uirou.co.jp

お江戸を発って二十里上方、相州小田原の名物「ういろう」。

歌舞伎の「外郎売」でも有名な小田原の「ういろう」だが、
「ういろう」はお菓子ではなく「ういろう」が売る「ういろう(透頂香)」という薬のことだったとされる。
この薬の口直しとして出された菓子もいつしか「ういろう」と呼ばれるようになり、次第にこちらの菓子の方が有名になっていった。
(薬の「ういろう」と見た目が似ている菓子に同じ名前が付いたという説もアリ。)



薬師如来も照覧あれと、ホホ敬って外郎を頂いて参りました。
この「黒」が最も古くからある味だそう。



●なつかしパン屋(G〜令和、KANTO)
元ネタ:守谷製パン店 【裏日記2003年9月10日

店の目の前に大きく「守谷のパン」と書かれているが、「守谷製パン店」が正式な店名らしい。

小田原のパン屋で有名なのがこの「守谷製パン店」と「柳屋ベーカリー」。
どちらも「あんぱん」の有名なお店だが、仕事人裏日記に一番登場するのは「守谷製パン店」の甘食。
初訪問の2003年9月10日から幾度となく登場し、2004年3月29日には「※絶賛印※」という五所川原のあげたい屋でも貰ったことのない称号を貰っている。

令和では食品日本一を受賞する可能性アリ。



日曜定休の上、夕方には売り切れることも多いそうなので注意。
自分は甘食よりあんぱん派だった。物理的なボリュームはあるが、味はサッパリ系の餡なので、餡の美味しさをしっかり味わえる。



●老舗おはぎ屋(2017、令和)
元ネタ:甘味喫茶 岡西 【令和HP】

1947年創業「甘味喫茶 岡西」の名物は「ジャンボおはぎ」。さらにこのおはぎと豚汁をセットにした物が人気。

2010年3月13日の日記では「なれらかおはぎ屋」(誤字?)という物件名候補になっているが、ゲームでは「老舗おはぎ屋」で登場。



移転により入り口がむっちゃ分かりづらくなっているので注意!(魚屋の横の入口から2階に行く)
おはぎと豚汁のセット、ヤバい。甘いのとしょっぱいのを交互に食べるので止まることがない。
これからおはぎを食べる時にも採用しようと思う。



●生シラスの沖漬け屋(2017、令和)
元ネタ:しらす市場 【Twitter2015年4月24日】→2017年頃まで開店確認、2022年時点では閉店。

「沖漬け」は魚介類を醤油に漬け込んだ料理で、「生シラスの沖漬け」は名前の通り、生シラスを醤油に漬け込んだもの。

小田原は海産物も名物だが、元ネタになっている「しらす市場」は隣駅・早川のお店。
「しらす市場」は「小田原早川漁村漁港」という建物の2階に入っていたのだが2018年頃に閉店。
現在は隣で営業していた「海舟」というお店が場所を拡大して営業をしている。

「海舟」は海鮮丼メインのお店で、メニューに乗っているのは生シラスと釜揚げシラスだけ…
と思って店員さんに確認したら「生シラスの沖漬け」もメニューには載っていないがあるとのこと。
なので、「しらす市場」では無いが、場所を引き継いだ「海舟」の「生シラスの沖漬け」の写真を。



小鉢に入っているのが沖漬けね。
ちゃんと醤油が染み込んでいて美味しい〜。釜揚げと生シラスのいいとこ取りの味。




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