佐渡(さど)【新潟県】
登場作品:SUPER〜令和、CHUBU

1989年のSUPERから登場。
JAPANには登場しなかったが、それ以外は登場を続けている。

「佐渡ヶ島駅」は実在せず、新潟駅→新潟港→両津港、もしくは直江津駅→直江津港→小木港が基本の行き方。
また、便は少ないが佐渡ヶ島空港発着の便もある。
カーフェリーは最低4000円だが、自分が時間の都合で使ったジェットフォイルは片道8000円。痛い。



●佐渡金山(CHUBU)
●かくしきんざん(SUPER、SUPER2)
●隠し金山(SUPER3〜2017)
●隠し金山パーク(令和)
元ネタ:史跡佐渡金山【令和HP】
URL:https://www.sado-kinzan.com/
元ネタ:西三川砂金山【大図鑑】
URL:https://www.city.sado.niigata.jp/site/mine/4523.html

隠し金山の場所は分からないので、かつて金の採掘が行われていた「史跡佐渡金山」と、砂金の採取が行われていた「西三川砂金山」が元ネタ。

1601年に開山されたという相川金銀山。江戸時代には多くの金が採掘され、黄金の国・ジパングを支えた。
この金の採掘は昭和に入っても行われていたが、平成元年に資源枯渇のため操業を休止。

2024年、「佐渡島の金山」として世界遺産への登録が行われた。

観光地としてみると、
「史跡佐渡金山」はかつての相川金銀山採掘跡を巡る事ができて、12.5kgの金塊に触ることもできる。大人とマイクラ好きの子供はこっちがオススメ。
「西三川砂金山」は砂金の採取を行うことができる。子供にオススメといった感じの施設だった。

ゲーム内では長らくマイナス物件で、「隠し金山」イベントが発生した時にプラスになるという物件だった。
令和からは通常のプラス物件になり、イベントが発生しない場合も収益を得ることが可能になった。



どっちも史跡佐渡金山の写真になっちゃったけど、まあいいや。
こんな感じの坑道を歩き続ける。苦手な人は超苦手だと思う。

西三川砂金山の砂金採り体験は、夏でも水が冷たくてちょいきびだったんだけど、
あれ冬だったらどうなるの?流石に温水にはしてもらえないだろうし。



●朱鷺グッズ屋(X〜16)
元ネタ:トキの森公園【十中八九】
URL:https://www.visitsado.com/spot/detail0015/

佐渡のもう一つの名物「トキ」。
「トキの森公園」はトキに関する施設が集まり、中でも「トキふれあいプラザ」では、ケージ内で飼育されているトキを間近に観ることができる。



こういう施設、見られても遠い…みたいなイメージあったけど、トキむっちゃ近くまで来てくれた!遠足に来てた新発田の小学生も大喜び。



●たらいぶねや(SUPER2)
●たらい舟屋(SUPER3〜令和)
元ネタ:力屋観光 【おそらく】
URL:http://park19.wakwak.com/~rikiyakankou/

タライ舟が考案されたのは明治の初めごろ。洗濯桶から改良を重ね、
現在のたらい舟になったと言われている。
何故、普通の舟じゃないかと言うと、岩礁の多い小木海岸で小回りの効く舟が作られたためだという。

佐渡では海の上のたらい舟に乗れる場所が3個所あり、
Googleで一番上に出てきたのが「力屋観光」だったので、ここに。

この「力屋観光」では一年中たらい舟に乗れる。
他の会社は遠くまで行ける、海の中を見れるなど、オプションやコースがそれぞれ違うので、自分の好みで会社を選ぶと良いらしい。

行く前は安全のために鎖で両側からくくりつけられた、たらいに乗るくらいかなーとか思っていたら、ちゃんと海に出てビックリした。
で、色んな話を聞いた。
・雨の日でも全然舟を出す。ただ、排水設備は無いので船頭が水を掻き出しながらこぐ
・一緒に3人まで乗れる。本当は11人乗っても沈まない
・一度、たらい舟で新潟まで行ったことがある。柏崎まで行ったことがある人もいるとか。佐渡から柏崎までは19時間かかったらしい。
本当か?担がれてるんんじゃないか?と思うやつもあるが、でも11人乗った写真はあったので本当っぽい。



ここ、楽しかったな。惜しむらくはたらい舟を漕がせてもらったが、たらい舟を漕いでいる所を遠くから撮ってもらわなかったこと。
船頭さんに撮ってもらった写真はあるんだけど、近すぎてよく分かりづらい。
あと、両津港から遠い!金山は仕方ないとして、両津港近くで乗れる所があればいいのに!



●すいでん(SUPER)
●水田(X〜G)
●コシヒカリ水田(15、16)

米どころ新潟。佐渡でもたくさんの米が作られている。

桃鉄おなじみの豊作・凶作イベントは佐渡の水田では発生しない。
これは「佐渡の水田はそんなに有名ブランドではないので外している」とのこと。





●りょかん(SUPER)
●みんしゅく(SUPER)

桃鉄初期の物件で、特定のモデルはなさそう。
「旅館 金沢屋」「ゲストハウス ZINK」を撮影。





●もじゃきん屋(V)
元ネタ:もじゃむ 【ほぼ実名】
元ネタ:ハーティ・ウッズ 【十中八九】
URL:https://www.instagram.com/hearty.woods/

佐渡では「きんつば」という栗の形をした今川焼きが食べられていた。
中でも「もじゃむ」という店のものが有名で、「もじゃきん」といい、親しまれていたそう。

このもじゃきん、両津周辺の人しか知らないし、もじゃむが無くなってからだいぶ経つので、若い子は知らないらしい。

「もじゃきん」について書いてあるサイトによれば、
「「宣伝なんかせんで(しないで)くれぇっちゃ」との本人の強い希望により場所を詳しくは紹介できない」
とのことだそうだが、
別のサイトでは
「コンビニのハーティウッズで月曜水曜金曜に販売しています。」とのことで、
ハーティウッズに行ってみた。

が、作る人がいなくなってしまったので、もう大分前から売っていないとのこと。残念。
このハーティウッズに売っているというコメントも2011年のものだし仕方ない。





●一夜干しするめ屋(X〜令和)
元ネタ:かわしま屋 【桃鉄ごはん】
URL:https://sadokoku.web.fc2.com/index.html

佐渡では色々な魚が取れるが、桃鉄では「イカ」をピックアップ。

小木港からすぐの「かわしま屋」では一夜干しするめを購入するだけでなく、
20m近くの「魚料理食い処 かわしま屋」で料理をいただくこともできる。こちらは予約が必要。
自分は予約を知らなかったので、一夜干しを買って自分で食べた。



そして、見た目がキレイなので写真は違うお店で食べたやつ。



●おけさ柿園(X〜令和、CHUBU)
URL:https://ja-niigata.or.jp/food/product/okesa-kaki.php

「おけさ柿」とは、は新潟県産の「平核無」、「刀根早生」という品種の渋柿。
渋柿を渋抜きして出荷しているので、店頭に並ぶときは甘い柿になる。

名前は代表産地である佐渡の民謡「佐渡おけさ」から。
また種がないことが、「越後の七不思議」についで8番目に不思議なことから、別名「八珍柿」ともいわれている。
(実際に種がない訳ではなく、種は途中で成長が止まるので種無しに見える。)

裏日記でのおけさ柿の記述は、2002年11月2日、『おいしい桃鉄』執筆時のもの。



柿、種がデカくて食べるのめんどくさかったんだけど、これは良かった。
あとはヘタが最初から無い(ゴミが出ない)と嬉しい





佐渡への航路、「11」では「赤泊港」というマイナーなルートを通っていたが、「12」からは「両津港」というメジャーなルートに変更。

赤泊港は寺泊から行く時に使われる港だったが、2019年5月からこの航路が廃止。
現在はチャーター船や社会実験のみでの航路になっている。
「11」の「赤泊⇔新潟」というのは、チャーターでお願いしないといけない位の珍しいルート。

●赤泊港(11)





●両津港(12〜令和)





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