熱田(あつた)【愛知県】
登場作品…CHUBU、TOKAI

2006年のCHUBUにて初登場。この時は「ひつまぶし屋」×3の駅だったが、TOKAIになって大幅に物件の種類が増えた。

TOKAIマップ作成中の、2011年3月6日、「名古屋駅近辺に駅が多すぎ」るという理由で
「神宮前駅」と「熱田駅」が一緒になる可能性が現れ、その翌日、メールの意見を参考に正式に1つの駅にまとまる。

TOKAIでは「源義経」の登場駅。八艘飛びにちなんで、8個の移動先候補の中から好きな駅に移動できる。



●ひつまぶし屋(CHUBU)
●元祖ひつまぶし屋(TOKAI)
元ネタ:あつた蓬莱軒 【令和HP】
URL:https://www.fuugai.com/

「熱田といえば?」でおそらく1位になる「あつた蓬莱軒」。

創業は明治6年(1873年)。元はウナギに限らない料理屋で、明治末期、現在の「ひつまぶし」を考案。
そこから「ウナギ」「ひつまぶし」のお店として有名になる。
(現在でも完全なウナギ専門店にはなっておらず、刺身定食や天麩羅定食なども注文可能。)

「熱田」にあるのは本店である「陣屋」で、この名前は旧東海道の宿場町、宮宿の陣屋跡地にあるために付けられたもの。

全国版でも「名古屋」にて「X〜令和」で登場。

ちなみに、さくまサンがデジカメを使って写真を撮った1枚目がこの「ひつまぶし」



うまいー!最高!2が一番好きだ。



●おきよめ餅屋(TOKAI)
元ネタ:きよめ餅総本家 【裏日記2011年5月6日
URL:http://www.kiyome.net/index.html

「熱田」といえば?でおそらく2位になる「熱田神宮」。

その「熱田神宮」への参拝者が神前へ向かう前に一旦疲れを癒やす場所として設けられたのが「きよめ茶屋」。
この茶屋にちなんで作られたのが「きよめ餅」ということで、熱田の名物の一つになっている。



餅がつるんとして柔らかいので喉越しがいい。(餅を呑み込むのはやめましょう。)



●きしめん屋(TOKAI)
元ネタ:宮きしめん 【裏日記2011年5月6日
URL:https://www.miyakishimen.co.jp/
元ネタ:グル麺 【桃鉄ごはん】→閉店(同じ経営母体の別ブランド「住よし」に統一されたよう。)

名古屋の名物「きしめん」は幅が広い麺が特徴。江戸時代から三河の名物だとされていた。

桃鉄ごはんで紹介されているのが新幹線駅ホーム(名古屋駅16・17番線ホーム)のきしめん屋「グル麺」だが、こちらは閉店。
現在は同じ「ジャパン・トラベル・サーヴィス」が運営する別ブランド「住よし」に統一された模様。

熱田神宮内にも店舗がある「宮きしめん」は、名古屋でラジオ番組を持っていた麒麟・川島さんに教えてもらったお店。
日記では高評価だが、ここでランキングが入れ替わったのかは書かれていないので両方元ネタに。

名古屋」でも初代〜V、JAPAN、2020、CHUBU、TOKAIと多数の作品で登場。



左がグル麺跡地にできた「住よし」。麺がチュルチュルで美味しい。
右が「宮きしめん」。出汁の味がしっかりしていて鰹節が効いてる。観光地ど真ん中なので人が多くて買うのに時間掛かった!
味だけなら宮きしめんだが、行列に並ぶことを考えると住よしに軍配。


●メロンパン屋(TOKAI)
元ネタ:ポポ 【おそらく】
URL:https://www.instagram.com/meronpanpoposhengongdian/

2003年、移動販売車のメロンパン屋として歴史をスタートさせた「ポポ」。
かわいいイラストの販売車は、名古屋住民なら一度は目にしたことがあるらしい(伝聞)。

同じく2003年に、偶然空き物件だった熱田の商店街でも営業をはじめ、現在に至るまで営業を続けている。



外がカリカリ、中がふわふわで理想のメロンパンに近い。
もう一個食べたかったが、この後あつた蓬莱軒に行くスケジュールだったので泣く泣く我慢。



●わらび餅屋(TOKAI)
元ネタ:芳光 【裏日記2011年5月6日

熱田からは結構離れているが、2011年5月6日の移動ルート取りからもおそらく「芳光」。
「芳光」については「大曽根」で。



●セラミクス工場(TOKAI)
元ネタ:日本ガイシ 【裏日記2011年2月18日
URL:https://www.ngk.co.jp

そもそも「碍子(がいし)」とは、電線と支持物(一般的には電柱や鉄塔)を絶縁するためのもので、
この碍子が無くなった場合、電気は電柱に漏電。発電所から工場・家庭に電気は届かず世界は一瞬で停電してしまう。

その碍子を高い技術力で制作するのが熱田を代表する企業「日本ガイシ」。元は日本陶器(現・ノリタケカンパニーリミテド)の一部門だった。

寺尾さん作成、TOKAI用物件表では「堀田」に「がいし会社、絶縁器具屋」として入っているが、
ゲーム内の「堀田」にそれらしい物件がないので多分この「セラミクス工場」が「日本ガイシ」。

全国版でも「名古屋」にて「JAPAN〜令和、CHUBU」で登場。



結構日本ガイシのCMって見るけど、CMで碍子の売上って変わるものなんだろうか?
買う人は買うし買わない人は買わない気がするんだが…



●インターホン工場(TOKAI)
元ネタ:アイホン 【裏日記2011年2月18日
URL:https://www.aiphone.co.jp/

iPhone発売の2007年から遡ること50年、1954年からインターホンの「アイホン」を発売しているアイホン株式会社。
(当時の社名は「愛興高声電話器合資会社」。1959年に現在の社名に変更。)
色々あって、日本で「iPhone」の商標登録を持っているのもこの「アイホン株式会社」。

本社は栄、工場は豊田だが、開発センターが日比野にあるため、熱田の物件になったのだと思われる。
なので、開発センターの写真。





●新幹線車両工場(TOKAI)
元ネタ:日本車輌製造株式会社 【裏日記2011年2月18日
URL:http://www.n-sharyo.co.jp/

「日本車輌製造」は新幹線に限らず、多くの鉄道車両を製造。
それだけでなくクレーンや発電機、コンテナや鉄橋も製造するなど多くの製品を手掛ける。

物件では「工場」となっているが、熱田にあるのは本社。工場は豊川、半田、鳴海にあり、新幹線を製造しているのは豊川。






物件候補だったもの。

熱田神宮前の名鉄パレ5階にあった「オリエンタルカレー本舗」は、
さくまサン思い出の「オリエンタルカレー」を食べさせてくれる店として、物件に入る予定だった。

しかし、2011年3月24日の取材で既に閉店していることが判明。
物件一覧表から「レトロカレー本舗」の名前を消すことになった。

2022年現在、「名鉄パレ」は東口に「μPLAT神宮前」として移転。
そして肝心の「オリエンタルカレー本舗」は養老SAにて営業しているよう。



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