西尾(にしお)【愛知県】
登場作品…CHUBU、TOKAI

2006年のCHUBUにて初登場。

観光案内所の人は優しいし、ちゃんとレンタル電動自転車あるし、見るべきものもしっかりあるので
訪れた街の中でも結構気に入っている。



●抹茶工場(CHUBU、TOKAI)
●てん茶園(TOKAI)
元ネタ:松鶴園 【裏日記2011年4月1日
URL:https://www.shokakuen.jp楽天

てん茶はここでは「碾茶」のことで、茶の若芽を蒸して、もまずに乾燥させたもの。
この「碾茶」を臼で挽くことで「抹茶」になる。
(読みの同じ「甜茶」は茶の葉ではない、バラ科などの葉を煎じて作ったお茶のことで、全く別物。)

文永8年(1271年)に実相寺(西尾市)の開祖・聖一国師が境内に茶種をまいたことに始まる西尾の茶の歴史。
矢作川流域の砂混じりで肥沃な土壌と、川が作る霧が適度な湿度により高品質な碾茶が生産できる。
ここで「抹茶」ではなく「碾茶」の栽培になったのは、京都と静岡という二大茶葉の産地に囲まれた地域の工夫の賜物だという。
現在でも西尾市の茶農家の97%が碾茶を栽培している。

裏日記で紹介されたお店ということで、一応「松鶴園」を紹介しているが、実際は街の雰囲気全体ということだと思う。
この「松鶴園」では店内の「茶遊」でお茶を楽しむことができる他、1週間前までに予約&10人以上であれば工場見学も可能。



茶畑は松鶴園のものではない、別の所。
民家・民家・茶畑・民家・茶畑みたいな並びなので驚く。
もっと人里離れた山の中じゃないと栽培できないと思ってた。



●てん茶めし屋(TOKAI)
元ネタ:魚寅 【裏日記2011年4月1日
URL:https://uotora-nishio.jimdofree.com

碾茶をふんだんに使った「西尾の碾茶めし」を考案したのは、上町薬師前にある「魚寅」。
表通りからだとむちゃくちゃ分かりづらい場所にあるので注意!

「碾茶めし」は碾茶を白米に混ぜ、1分ほど蒸らしてから食べるというシンプルな料理。
「魚寅」ではこの「碾茶めし」用の碾茶も販売しているので、自宅で似た料理を作ることができる。



欲望に負けて「碾茶釜+うなぎ」を注文してしまった。
が、碾茶の香りが食欲をそそり、食べると甘い茶の味と鼻腔からいい匂いが。
ちゃんと物件名通りの「碾茶めし」を注文しなかった後ろめたい気持ちと碾茶釜の美味しさから「碾茶めし」用の「碾茶」を購入。



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