豊田(とよた)【愛知県】
登場作品…CHUBU、2010〜令和、TOKAI

世界で名前の通る豊田だが、桃鉄での登場は遅く、2006年のCHUBUにて初登場。
全国編では2009年の2010になってようやく登場。さらにこの時は50年目以降に登場という、ほぼシークレットのような扱いだった。

現実世界で「豊田駅」は東京・日野市の駅で、
愛知県・豊田市にあるのは「豊田市駅」もしくは「新豊田駅」。



●自動車工場(CHUBU、2010〜令和、TOKAI)
元ネタ:トヨタ自動車 【大図鑑】
URL:https://toyota.jp/index.html

説明不要、世界に誇る自動車メーカー「TOYOTA」。

そもそも「豊田市」は「挙母市(ころもし)」という名前だったのだが、
1958年に「挙母が難読地名であること」「この地域が自動車産業で有名になったこと」から、
市名変更の請願が出され、翌1959年から「豊田市」になった。

トヨタ自動車は豊田市内に本社と6つの工場がある。



広い割に「これがトヨタだ!」と一発で分かるものがなく、写真撮るのが大変だった。



●自動車記念館(2010〜令和)
元ネタ:トヨタ産業技術記念館 【令和HP】
URL:https://www.tcmit.org

「トヨタ産業技術記念館」が令和HPで元ネタとされているのだが、
豊田市からむっちゃ遠い。名古屋市の中でも北西の方、西区則武新町にある。
(大図鑑では明らかに写真が「トヨタ会館」のもの。)

この「トヨタ産業技術記念館」では「トヨタ自動車」としての展示はもちろんのこと、
「豊田自動織機」時代の展示もあるため、車だけでなく繊維工業についても学ぶことができる。

未訪問。



●バイオ研究所(CHUBU)
元ネタ:豊田中央研究所 【おそらく】
URL:https://www.tytlabs.co.jp

トヨタグループ9社が共同出資して作った「豊田中央研究所」。

例えば2013年にはトヨタ紡績との共同研究により、
従来のバイオプラスチックより10倍衝撃に強いバイオプラスチックを開発するなど、未来の技術を日夜研究している。

トヨタグループなのだが、あるのは長久手市。最寄り駅は「長久手古戦場駅」。
そして、研究所から200mの所に門があって入れず。
なのでこれが限界。





●サッカースタジアム(2010〜令和、TOKAI)
元ネタ:豊田スタジアム 【十中八九】
URL:https://www.toyota-stadium.co.jp

豊田にあるサッカースタジアム「豊田スタジアム」。
この「豊田」は「豊田市」のことで、トヨタ自動車は建設費の支出や施設の所有を行っていない。
のだが、指定管理者である「株式会社豊田スタジアム」にはトヨタグループ各社が出資している。

この関係から、ラグビーW杯などではこの「豊田」が地名か企業名かで論争になり、
結局「City of Toyota Stadium」というスタジアム名称で記載、
正面ゲートの「TOYOTA STADIUM」の銘板を一時撤去するなどの措置を行い試合が行われた。
(ラグビーW杯では主要スポンサーにランドローバーがいるため、競合他社の宣伝になってしまう。)

2010、TOKAIでは447億円、2017、令和では448億円という謎の物件価格。
実際の建設費は451億円らしい。さらに謎が深まる。



サッカースタジアム、どこも駅から遠い…



●八丁みそ焼きそば屋(2010、TOKAI)
●八丁味噌焼きそば屋(2017、令和)
元ネタ:名古屋焼きそば 【裏日記2009年3月10日】→閉店?
URL:http://nagoyayakisoba.web.fc2.com/nagoyayakisoba_top.htm

2009年にさくまサンが訪れた「名古屋焼きそば」がおそらくの元ネタ。
しかし、住所に書かれている場所は2017年11月オープンの商業施設「KITARA」になっていて、ここに入居した形跡もない。

2021年6月にこちらのサイトでレビューが付いているのは発見できたのだが、
Twitterでは2021年1月の時点で「潰れた」という書き込みもあり、本格的に謎な状態。

で、代わりのお店を探そうと思ったが、「八丁味噌焼きそば」を出しているお店も近隣になく。一旦閉店扱いにします!





●チキンコロッケ屋(2010〜令和、TOKAI)
元ネタ:松丈 【桃鉄ごはん】(実際の表記は「丈」の右上に点。)
URL:https://www.tourismtoyota.jp/foods/detail/155/

2009年3月10日、「名古屋焼きそば」の次にさくまサンが訪れたのが「松丈」。
有名なのは「チキンコロッケ」を食べ、「うまい! これはうまい! 甘みがあって、上品。」
「これは『桃鉄』の物件に入れたくなるような食べ物だ。」と書き、実際に2010で物件に入っている。

ここを訪れた時に色々あったが、それはほとぼりが冷めてから記載。
→テレビの取材を受けたのですが、自分はボツになっていた。



カレー味が美味しい。自分の通学路にあったら最高の店だろうな。



●大判焼き屋(TOKAI)
元ネタ:あづまや・文ちゃん焼き 【おそらく】

こちらも松丈の「チキンコロッケ」と並んで、豊田市のソウルフードらしい、あづまやの「文ちゃん焼き」。

この名前は「ぶんちゃんやき」と読み、先代の愛称が「文ちゃん」だったことから付けられたそう。
このお店の影響で、他のお店の大判焼きも「文ちゃん焼き」と呼ぶ人がいるとか。



普通の今川焼かと思ったら、生地も結構甘めでびっくり。
生まれた時から今川焼きに慣れていたので、この発想なかったな。



●ジャンボ梨園(CHUBU、2010〜令和、TOKAI)

ジャンボ梨とは「愛宕梨」のことで、豊田が日本一の出荷額になっている。
このことは桃鉄研究所2003年12月6日分で教わり、以降豊田の物件になっているのだが…

2017年の農林水産省統計では岡山県の作付面積が30ヘクタール、愛知県の作付面積が4.8ヘクタールになっていて、
この6倍の差で出荷額日本一を維持できているのか…という疑問が。
(出荷額そのものの出典は見つけられず…)

ただ、現在も豊田で愛宕梨が作られているのは事実で、特に乙部町などで栽培されている。



●桃園(2010、TOKAI)

愛知県では豊田市と小牧市が桃の産地として有名。

豊田市で採れる桃で有名なのが「猿投(さなげ)の桃」。
この「猿投の桃」は品種ではなく、猿投地区で採れる桃全般を指すらしく、
品種としては「日川白凰」「白鳳」「川中島白桃」などが多く栽培されている。



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