登場作品…12西、KINKI、2017、令和

2003年の12西日本編で初登場。
「赤穂駅」は実在せず、「播州赤穂駅（ばんしゅうあこうえき）」が元。

2010発売後、2010年11月10日の日記にて「姫路から岡山の間をこじあけて、物件駅として、赤穂、日生（ひなせ）を入れた。」と記載されたが、2012は開発中止。
ここから5年の時を経て2017から全国版にも登場するようになった。

2017、令和では歴史ヒーロー「赤穂浪士」の対象駅。幻の2012でも赤穂浪士は登場予定で、仕様書も書かれていた。
効果は12月に確率で他プレイヤーの所有する最も高額な物件を乗っ取るというもの。
この強力な効果でありながら、独占価格は20億ちょっとの安さということで、
バランスブレイカーとして嫌うプレイヤーも多い。

また、赤穂を通る「赤穂線」については、
1999年10月の日記で「（赤穂線は）『桃太郎電鉄』のローカル版を作るときには、ぐるぐる回れる重要な路線になることだろう。」と書かれていたが、
実際の地方編では「兵庫」と「岡山」が県境により別ゲームに。それに伴い「赤穂」も盲腸線の端で入りづらい駅になってしまった。



●塩田（12西）
●製塩工場（KINKI、2017、令和）
元ネタ：日本海水 赤穂工場 【十中八九】
URL：https://yokohama-bunmeido.co.jp/shop/cafe

日本を代表する塩作りの街・赤穂。

国内で唯一製塩工場を複数持ち、国内塩のシェア40％以上を占める「日本海水」（すごい社名だ…）も、赤穂の塩業組合を前身とする。
赤穂を始め、瀬戸内海は雨が少ないため、塩作りに向いていた土地。
全国で大きな製塩工場はここを入れて5ヶ所…etc
といったお話を、工場の中で掃除していた方に教えてもらった。



ちなみに、近隣には「赤穂市立海洋科学館」という施設があり、
ここでは昔ながらの塩田の見学や、鹹水からの塩作りを体験できる。自分もやってみた。
手前にあるのが作った塩。



●塩まんじゅう屋（12西、KINKI、2017、令和）
元ネタ：播磨屋 【おそらく】
URL：https://www.ganso-harimaya.com

赤穂の名物である塩を使った名物菓子「塩味饅頭（しおみまんじゅう）」。

市内に有名なお店は6店舗。発祥についてはお店により説が異なり、定かではない。
中でも一番有名で、駅前のお土産屋で一番いい場所に置かれていたのが「播磨屋」の塩味饅頭。
この「播磨屋」は「塩味饅頭」を登録商標にもしている。



食べた時は落雁の味しかしないが、少しずつ塩の味が出てくる。
といってもしょっぱい！じゃなく旨味が滲み出てくる感じ。後半の味の方が美味しい。
他にも巴屋の物も食べた。皮は巴屋、餡は播磨屋のものが好み。



●忠臣蔵グッズ屋（12西、KINKI、2017、令和）
元ネタ：『元禄繚乱』の時期に臨時で出ていたお店 【裏日記1999年10月30日】→時期限定なので現在は閉店
元ネタ：忠臣蔵問屋 わたや 【おそらく】→2011年2月オープン、2019年10月閉店
元ネタ：赤穂市立歴史博物館 【もしかしたら】
URL：http://www.ako-rekishi.jp

歴史ヒーローにもなっている「赤穂浪士」。
最近は放送が少なくなったが、昔は年末に必ず「忠臣蔵」が放送されていた。

元ネタとして、日記に書かれている臨時の店舗がイメージなのだと思う。だが、大河ドラマに合わせたお店のため現在は閉店。

代わりに「赤穂市立歴史博物館」に行ってきた。
この博物館は愛称を「塩と義士の博物館」といい、塩作りの歴史と赤穂浪士の歴史が一箇所で学べる施設。
もちろん、赤穂浪士（忠臣蔵）のグッズも買うことができる。



自分が買ったのは「赤穂浪士ハンカチ」。ヤッコで折ると、赤穂浪士のヤッコになるという中々かわいい奴。



●焼きあなご屋（12西）
元ネタ：一粋 【もしかしたら】
URL：https://ako-issui.jp

アナゴはこの辺り一帯の名物で、ここ以外にも「明石」「姫路」「日生」で物件になっている。

お店に関しての情報はゼロなので、Googleで一番上に出てきた「一粋」に。



外やシッポは焦げで香ばしく、中はふわふわ。美味しい。



●布海苔養殖場（12西、KINKI、2017、令和）☆情報募集中☆

これが問題案件でして…
まずGoogle検索で「赤穂 布海苔」で調べても出てくるのは1、2サイト。残りは桃鉄関連のサイト。
赤穂市の観光課に電話しても「（布海苔が名物というのは）あまり聞いたことがない」とのお答え。

仕方ないので、お土産屋にあった一番海苔っぽいもので誤魔化しておきます。
（布海苔と海苔が違うのわかってるけど、お土産屋に海苔しかなかった）



情報お待ちしてます。