小城(おぎ)【佐賀県】
登場作品:KYUSHU、2017、令和

2009年のKYUSHUが初登場。



●小城ようかん屋(KYUSHU、2017、令和)
●元祖小城ようかん屋(KYUSHU、2017)
元ネタ:村岡総本舗 【裏日記2008年9月2日
URL:https://muraoka-sohonpo.co.jp

佐賀県は羊羹の購入量が全国平均の2.5倍。その中でも小城は人口5万人の街に20軒以上の羊羹屋がある羊羹の街。

その中でもいちばん有名な「村岡総本舗」は1899年創業で、「小城羊羹」という商品名を考案したお店だとされている。
地名+一般名詞なため、商標登録はできず、現在30以上のお店が思い思いの「小城羊羹」を出している。

村岡総本舗の「小城羊羹」には、現在一般的な「流し込み羊羹」=アルミ箔に羊羹の元を流し込み成形したものもあるのだが、
伝統的な製法を使用した「特製切り羊羹」もある。こちらは包装に竹の皮と経木を使用し、外側の砂糖の食感が特徴。

「佐賀」でもX九州編に登場。
なのだが、2004年7月19日の日記では、
「『九州編』の取材のときに、連日食べ過ぎて、小城ようかんを食べなかったばかりに、物件に入れることができなかった。」と。
食べていたら「小城」を物件駅にしていたということなのかな?
この後、2008年に実際に小城を訪れての取材もあり、「小城駅」「小城羊羹」は登場するようになった。

ゲーム内部で言うと、2017までは「元祖小城ようかん屋(3億)」「小城ようかん屋(1000万)」の2つを並列させ、多数のようかん屋があることを表現していたが、
令和からは「小城ようかん屋(1000万)」を複数個の物件駅に。これにより、5000万円で独占でき、2年で元が採れる序盤に最適な駅になった。



最初、何も知らず流し込み羊羹を買ってしまったので、「特製切り羊羹」を買い直し。
写真の切れ目を見てもらえるとわかるが、砂糖の部分が外側に固まり、フルーツナイフでは切れない硬さ。
フォークで無理やり刺して割った。

外側が甘味強めで、中に行くと小豆の風味が味わえる。色んな人に食べてもらいたいお菓子。
最初の硬さもビックリすると思う。

楽天には流し込み羊羹しかなかったので、ぜひお近くの百貨店を探していただければ…



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