美々津(みみつ)【宮崎県】
登場作品…KYUSHU

2009年のKYUSHUにて物件駅として登場。

2008年6月27日の取材で「美々津、気に入った。」となったため、登場が決定。



●回船問屋の町並み(KYUSHU)
元ネタ:美々津伝統的建造物群保存地区 【裏日記2008年6月27日
URL:https://www.hyugacity.jp/sp/display.php?cont=140317183128

町並みなので、元ネタは街全体。

この美々津は日向国で生まれた神武天皇が東征のために出発した港という伝説が残っている。
この伝説が残るように、古くから美々津港は栄え、
室町時代には日明貿易の拠点として、江戸時代には高鍋藩の商業港として栄えた。
かつて宮崎県は美々津県と都城県だったほど。

江戸時代には廻船問屋が立ち並び、そのうちの一つ「河内屋」は現在「日向市歴史民俗資料館」として内装が公開されている。





●船出だんご屋(KYUSHU)
元ネタ:美々津まちなみセンター 【裏日記2008年6月27日
URL:https://himuka-tour.jp/introduce/お舟出だんご(日向市)/

上記にある神武天皇東征の伝説。このお船出は旧暦の8月1日昼頃に予定されていた。
しかし、風の都合で急遽夜中の船出に代わり、美々津の人々は慌てて準備をすることになった。
時間の節約のため、団子と餡子を別々に作る工程を省き、餅米の中に小豆を入れてなんとか出港の時間に間に合わせたという。

これが「お船出だんご(つきいれ餅)」の由来で、「美々津まちなみセンター」ではこれを再現したものが購入できる。



この作り方で普通の団子と同じ味だったら全部こっちの作り方になっているよな…という味だったが、
でもなんとか準備しようとした優しさと、無味にはしない優しさも感じれた。

あと、このまちなみセンターの方も資料館の方も本当にいい人で、物件駅になるのもわかる。



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