飫肥(おび)【宮崎県】
登場作品…V、X、X九、KYUSHU
(11〜16は?駅。20周年・2010は急行駅。2017・令和はカード売り場駅。)

1999年のVにて初登場。宮崎県2つ目の物件駅。
県内2つ目の物件駅が「都城」「延岡」を飛び越えて「飫肥」という選択はかなり変わっているが、それが桃鉄。

だが、流石にやりすぎだったのか、11では?駅に格下げ。以降は全国編では物件駅としての登場はナシ。



●おび杉林(X、X九)
●飫肥杉林(KYUSHU)

飫肥杉の特徴は、樹脂を多く含んでいることから弾力性を持ち、曲げに耐え加工しやすい事。また、湿気に強く腐りにくいという特徴もある。
この事から造船用として盛んに利用された。

飫肥藩は財政難に苦しみ、当時の藩主伊東祐慶が1615年(元和元年)にスギの植林を指示したのが飫肥杉の始まり。
また、1718年(享保3年)に当時の藩主伊東祐実が材木の利益の半分を住民の物にする「二部一山の法」をつくり、植林事業を行うものが増えていった。

飫肥城跡には杉林がある他、「しあわせ杉」もある。
この「しあわせ杉」は4本の杉で、4本の杉が合わさることから「しあわせ杉」となった。真ん中に立つと「しあわせパワー」が貰えるらしい。





●おび天屋(V、X、X九、KYUSHU)
元ネタ:元祖おび天本舗 【実名?】
URL:https://www.obiten.co.jp/

「おび天」とは…新鮮な魚のすり身に手作りの豆腐と黒砂糖、味噌に秘伝のだしを合わせ油で揚げた独特の天ぷら。

さつま揚げのような見た目だが、違いは「豆腐」。
この豆腐が入ることにより、柔らかく少し甘めの食感になる。

「飫肥天」は一般名詞で、「おび天」は「元祖おび天本舗」の登録商標らしい。

さくまサンの日記には店名を出さない形で1998年2月26日に登場。
この時は「ダイエット前の私だったら、絶賛の味だったのだろうが、今では2切れで十分だ。」とそんなに評価をしていないが、
1999年4月19日は「去年、宮崎県の現地で食べた時は、かなり美味
しかったのになあ。」と実は評価が高かったことが分かる。

ただ、1999年10月19日の日記では
TBS会館前の宮崎料理の店「でんでんでん」のおび天を食べ、
「昨年、九州の飫肥駅までわざわざ行って、食べた「おび天」より美味しかったので、ちょっとがっくり。東京の「おび天」のほうが美味しいなんて!」という評価。



多少甘めではあるが、さつま揚げのバリエーション内に収まっていると思う。



●玉子焼き屋(V、X、X九、KYUSHU)
元ネタ:間瀬田厚焼本家 【裏日記1998年2月26日
URL:https://www.kankou-nichinan.jp/tourisms/766/

飫肥のもう一つの名物「玉子焼き」。この玉子焼きは他の街のものとは違い、プルプルな食感が特徴。
この玉子焼きを開発したのが間瀬田厚焼本家の先祖・間瀬田幸右衛門で、
特殊な上下加熱の術で玉子焼きを作り、その美味しさから飫肥城城主に献上されていた。

さくまサンの評価は
「最初から玉子プリンとわかっていると、美味しく感じるのだろうけど、予想した味覚と違うと、なかなか美味しいと言えないものだ」
と低め。



自分が行った日は間瀬田厚焼本家がお休みだったので、「あらたけ」さんのものを購入。
これすごい。玉子焼きっていうのが実態に即してない。プリン。
卵、砂糖、味醂、塩だけでこの食感になるの未だに信じられてない。
通販で間瀬田厚焼本家の物も購入したが、こちらは少し塩味が強めだが、こちらも美味しい。



BACK HOME