大宜味(おおぎみ)【沖縄県】
登場作品:20周年〜令和、KYUSHU

2008年の20周年にて初登場。

現実の大宜味駅は存在しない。
車でも那覇からだと行くの大変。最短で1時間30分かかる。



●芭蕉布工房(20周年〜令和、KYUSHU)
元ネタ:芭蕉布会館 【桃鉄ごはん】
URL:https://www.okinawastory.jp/spot/20020200

13世紀には織られていたという「芭蕉布」。
大宜味でも古くから織られていたようだが、ほぼ自家消費のみで、記録に残っているのは1893年から。

記録では新しい部類に入る大宜味の芭蕉布だが、なぜココに「芭蕉布会館」があるかというと、
明治28年、山原(やんばる)地域にいた仲原ナベという女性が芭蕉布に初めて絣柄を取り入れたため。
ここから無地と嶋が主流だった芭蕉布に様々な柄が生まれていった。

さらに明治の終わり頃には船大工の多いこの地域の男性が那覇に出稼ぎに行き、村に残された女性が1人でもできる仕事として芭蕉布を生産するようになった。
昭和期にはさらに大宜味の芭蕉布は発展し、特に「芭蕉布会館」のある喜如嘉(きじょか)集落のものは他の地域の物と分けて品評会が行われたほどだった。



全く知らないで行ったけど、一階で流れていたDVD良かったなぁ。
染色が本当に繊細で、完成図を想像しながら染めていくの本当に凄い。



●シークワーサー屋(KYUSHU、2010〜令和)
元ネタ:道の駅おおぎみ 【桃鉄ごはん】→本文参照。

『桃鉄ごはん』で紹介されている「道の駅おおぎみ」は2020年に車で5分の別の場所に移動。
で、跡地は「大宜味村農村活性化センター」になっている。
この「大宜味村農村活性化センター」もほぼ道の駅のようなもので、まずはこちらに。

大宜味は沖縄県内でもシークワーサーの生産が盛んで、
JAおきなわのシークワーサーのうち50%を収穫しているそう。

ただ、時期が合わず加工品のみ。





●マンゴー農園(20周年〜令和、KYUSHU)

沖縄県のHPによると、マンゴーの拠点産地に認定されているのは国頭村なのだが、
まあ隣村なので、物件名は「大宜味」だけど「国頭」も含んでいる。という認識でよいのかな?

こちらは移転した方の「道の駅おおぎみ」へ。
時期が合わずマンゴー本体は変えなかったので、マンゴーちんすこうを。
これは流石にマンゴー感が薄いのでそのうちリベンジ予定。





●椎茸農園(KYUSHU、20周年、2010)

沖縄県の市町村概要を見ると、大宜味村の名産「しいたけ」は平成28年分までは書いてあるものの、平成29年分からは消えている。
沖縄県きのこ生産振興会のサイトを見る限り、大宜味村というより「今帰仁村」「東村」の方がキノコ農家は多そう。
「道の駅おおぎみ」(移転先の方)で売っていた椎茸も「東村」のもの。

ということで、2010までは盛んだった椎茸栽培だったが、
2017・令和の制作時には寂れてしまったためにゲーム内にも登場しなくなってしまったよう。

ただ、2021年に中城村の「有限会社中城ファーム」が、大宜味村喜如嘉でシイタケの菌床栽培事業を立ち上げたというニュースもあるので、
これから大宜味での椎茸栽培は再興するのかも知れない。



この椎茸で椎茸炒め作ったけど、下手くそなので写真は省略。
干し椎茸って初めて食べたかも。旨味も倍、クセも倍って感じで、自分は好きだからいいけど、苦手な人にとっては辛いんだろな。



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