原宿(はらじゅく)【東京都】
登場作品:7〜16、20周年〜令和、TOKYO、KANTO

コギャルブームに合わせて(?)、「渋谷」と一緒に1997年の「7」から登場。

携帯版JAPAN、DSJAPANには登場できなかったが、それ以外の作品では令和まで登場。

現実で流行の移り変わりの激しい街なこともあって、
ゲーム内でもタレントショップ、ブリクラ屋、タピオカティー屋とどんどん物件が入れ替わっていっている。



●クレープ屋(G〜2010、TOKYO)
元ネタ:マリオンクレープ 【おいしい桃鉄】
URL:https://www.marion.co.jp

1976年に渋谷で誕生したマリオンクレープ。
翌1977年に原宿・竹下通りに出店し、原宿文化の人気が上がるとともに、可愛さ・華やかさからクレープも人気が出て、
一時期は原宿でクレープを食べるのがステータスだった。

現在は全国に展開を広げ、北は北海道、南は鹿児島まで80店舗ほどになっている。



もっとお店の外観っぽいの撮りたかったが、人多すぎ、顔映り込みで諦めた。
原宿竹下通り店限定の「ミスターマリオン」を食べた。クレープってアイス入ってないほうが食べやすい&美味しくないかな?



●表参道ヨルズ(16〜令和、KANTO)
元ネタ:表参道ヒルズ 【大図鑑】
URL:https://www.omotesandohills.com

森ビルの作るヒルズ軍団の一つ、「表参道ヒルズ」が元ネタ。
高層建築に厳しい制限を設けられている敷地のため、
他のヒルズ軍団とは異なり低層の3階建て。代わりに地下を3階まで作り、吹き抜けで開放感を作っている。

2006年2月の開業時は結構な話題になり、2006年12月発売の「16」から登場するようになった。





●高級ブランド店(11、12、2017、令和)
●高級ブランド店街(携TOKYO、G、15)

ファッションの街・原宿は高級ブランドの店舗も多い。
特に多いのが表参道のケヤキ並木沿いで、例を挙げればシャネルにルイヴィトン、グッチにサンローランetc…

桃鉄的には初登場は「高級ブランド店」。
店の数が多いからか、携帯版TOKYOからは「高級ブランド店街」になるも、「表参道ヨルズ」が誕生した16からは物件自体消滅。
吸収されたかに見えたが、2017からはまたも「高級ブランド店」として復活。

特定のお店としての元ネタは無いはずなので、有名店の2つを。





●雑貨屋(X〜2010、TOKYO)
元ネタ:キデイランド 【裏日記2010年4月18日
URL:https://www.kiddyland.co.jp/

「自由が丘」「津田沼」で苦労している「雑貨屋」だが、ここは「キデイランド」でしょう。

「キデイランド」は1966年に表参道に地上6階・地下2階建ての本店ビルを建設。
日本にバレンタインデーやハロウィンを定着させたともいわれる、老舗の雑貨店。
「キディランド」ではなく、「キデイランド」が正しいそう。

2010年4月18日の日記によると、さくまサンが原宿に家を構えたのは「この「キディランド」があるので、いつも最新の流行を知ることができるためだった。」だそう。





●駅前家具屋(令和)
元ネタ:IKEA原宿 【十中八九】
URL:https://www.ikea.com/jp/ja/stores/harajuku/

「台湾かき氷屋(アイスモンスター)」が退いた枠に飛び込んだ新入り。

郊外の店舗が多かったIKEAが2020年、初の都心型店舗として開いた「IKEA原宿」は、原宿駅前徒歩1分。

IKEA立川は23000u、IKEA原宿は2500uと広さや品揃えでは郊外店舗には敵わないものの、
小物の家具や雑貨であれば一通り揃えられる上、IKEAの特徴であるスウェーデンカフェ・スウェーデンコンビニも体験可能。





●警備保険会社(16、20周年、2010)
元ネタ:セコム株式会社 【十中八九】
URL:https://www.secom.co.jp

総合的な警備会社としては日本初、現在も国内首位を走る「セコム株式会社」。

現在の本社は2000年に建てられた「セコム本社ビル」で、明治通り沿い、一等地に18階建てのビルが建てられている。

この物件を持っていると「パトカード」が貰えることがある。





●探偵会社(16〜令和)
元ネタ:総合探偵社ガルエージェンシー 【裏日記2006年12月17日
URL:https://www.galu.co.jp

一時期「探偵ファイル」というホームページでネットの人気を席巻していた「ガルエージェンシー」が元ネタ。
なんで探偵会社がホームページで人気?というのはこの時代にネットをやっていない人には伝わらないと思う。

この「ガルエージェンシー」が元ネタであることは2006年12月17日の裏日記で明言され、ガルエージェンシー側からも触れている。
2016年、銀座に本社が移転したため、現在原宿(神宮前)にあるのは相談窓口のみらしい。
2017、令和には間に合った気がするが、「原宿の探偵会社」が定番しているからか、そのまま「原宿」に登場。

桃鉄内では購入すると相手の会社情報を見られるようになるのがお約束。
この効果のため、クラーク博士の効果で買われない物件の1つになっている。



真ん中のビルの3階が「ガルエージェンシー青山」。



●美容室(V〜令和、KANTO)
元ネタ:ティティス 【裏日記2005年7月10日

さくまサンが2000年頃から通っている佐藤志靖(しのぶ)さんの美容室「ティティス」が元ネタだと思うが、
このティティスが、紹介のみのお店なのかあまりネットに情報を出していないので情報も曖昧。
佐藤さんのFacebookによると2023年も営業中。看板も無いので全然分からない。でもこの黄色いビルに入っているはず。

Vでは購入すると一定確率でカリスマ美容師イベントが起こるが、ゲーム中1回の上、貰える金額も少なめ。





●タレントショップ(7)

竹下通りに多くあったタレントショップ。
代表的なもので言うと田代まさしの「マーシーズ」や山田邦子の「KUNY」など。

デイリーポータルZの記事によると、2018年までは「ジャニーズ」と「松田聖子」のタレントショップは残っていたよう。
ただ、ジャニーズショップは2021年に渋谷に移転。松田聖子の店もコロナ禍で休業し、そのままオンラインショップのみになった。
あとは公式じゃないお店は残っているが、これは「タレントグッズ店」であって「タレントショップ」ではないという判断にした。

7の発売は97年なので、この頃もギリギリだったと思う。

仕方ないので、竹下通りの看板を撮ってきたのみ。





●ブリクラ屋(7〜V)
元ネタ:プリクランドNOA 【もしかしたら】
URL:https://www.printclub.jp

こちらも時代の流れに合わせた物件。
1996年頃のプリクラブームの時はプリクラ店が立ち並び、学生たちは1回300円のプリクラを山程やっていた。

2024年現在はスマホがあるのでかなり廃れてはいるが、大型の照明や加工、スマホへの転送など多機能を売りにして生き残っている。
「プリクランドNOA」は、お店によると日本初のプリクラ専門店とのことで、当時から営業しているプリクラ界の生き字引のようなお店。







■物件にはなっていないが…

●台湾かき氷屋(令和でボツ)
元ネタ:アイスモンスター 【おそらく】→2020年9月閉店

桃鉄令和の開発中画面にのみ登場するレア物件。製品版ではこの物件が「駅前家具屋」に変更になった。

元ネタは2015年頃に流行った台湾発祥のかき氷店「アイスモンスター」のはず。
開業時には500人が列を作り、6時間待ちになるほど人気だった。
しかし、次第に人気は下がり、桃鉄令和発売2ヶ月前の2020年9月に日本撤退。
日本撤退を受けてなのか、人気の低下を受けてなのかは分からないが、桃鉄からも撤退になってしまった。

さらに、2022年8月には台湾にあった最後のお店・微風松高店も営業終了。
「来年(2023年)新店舗を出店する計画」とあったが、2024年現在その情報は見つからず…

ハワイにはノウハウを受け継いだ「ICE MONSTER HAWAII」があるらしいので、一応メモしている。
でも物件になっている訳ではないので行くかは微妙…行けたらいいなくらい。



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