渋谷(しぶや)【東京都】
登場作品:7〜令和、TOKYO、KANTO

コギャルブームに合わせて(?)、「原宿」と一緒に1997年の「7」から登場。

初期はファッションにプリクラにカラオケと若者の街だったが、次第に携帯ショップ・IT企業・ベンチャー企業とITの街に移り変わりつつある。

損害で保険が下りる保険会社、ワクチンプログラムを開発するIT企業と、収益以外での特典も多い駅だったが、令和ではどちらも廃止。



●ファッションデパート(7、V)
●ファッションビル(TOKYO、KANTO)
●ファッションタワー(2010〜令和)

元ネタ:SHIBUYA109 【大図鑑】
URL:https://www.shibuya109.jp

スクランブル交差点の真正面、東急が運営する渋谷のランドマーク的なファッションビル。
流行の最先端ということもあり、この近くで街頭インタビューが行われることも多い。

TOKYO、KANTOでは物件価格が109億と元ネタがわかりやすくなっている。
元の名前である「109(いちまるきゅう)」は、「10(とお)、9(きゅう)」で「東急」の語呂合わせと、
「営業時間が午前10時から午後9時まで」という意味が盛り込まれている。



横は通るのに中は入ったこと無いなー。そもそも入ったらダメな気がしている



●デパート(X〜令和)
元ネタ:東急百貨店渋谷本店【十中八九】
URL:https://www.tokyu-dept.co.jp/honten/

渋谷には西武もあるけど、本店があるのでおそらく東急のこと。
上のファッションビルこと109を運営しているのがこの東急。

12(2003年)→G(2005年)の間で、お値段そのまま(150億→150億)、収益率大幅ダウン。(5%→1%)。小売に厳しい時代がこんなところにも。





●ブリクラ屋(7、V)

「プ」リクラではなく「ブ」リクラ。プリクラは一般名詞ではなくセガの登録商標。
これはZ世代にも説明しなくて大丈夫ですよね?

1996年には流行語大賞を受賞し、1997年の「7」、派生作の「Jr」、1999年の「V」に登場して以降は登場ナシ。
また、同じ「7、V」の「原宿」にも同名物件が登場。この時期のプリクラブームを感じさせる。

元ネタ的には特定の店舗では無いと思うので、高校時代2番目に行ったアドアーズ渋谷を。1番行ったポポラーレ渋谷はもう潰れてしまったので。





●カラオケ屋(7、V)

ブリクラ屋と同じ「7・Jr・V」に登場して消えていった物件。

こちらも特定の店舗ではなさそう。なので高校時代よく行った歌広場渋谷センター街店本館を。





●携帯ショップ(X〜令和、TOKYO、KANTO)

こちらもおそらく特定の元ネタはなし。



●ミニシアター(X、11)
元ネタ1:アップリンク渋谷 【もしかしたら】(2021年閉館)
元ネタ2:シネマライズ渋谷【もしかしたら】(2016年閉館)

渋谷はミニシアターの多い土地柄でこれも特定はできないが、有名所2館の跡地を撮影。
自分のイメージだとアップリンクが一番有名、シネマライズが元祖って感じなのですが、映画そんな詳しくないので間違ってるかも。

閉館してしまった所も多いが、2022年営業中(&桃鉄11当時営業していた)のミニシアターは他に「ユーロスペース」「シネクイント」「ル・シネマ」など。



←アップリンク跡地(現在は映像編集所)、シネマライズ跡地(現在はライブハウス)→



●IT企業(G〜令和、KANTO)

渋谷は「ビットバレー」とも呼ばれるほどIT企業が多いので特定が困難。「G(2005年)」発売当時に
渋谷が本社で大きなIT企業だったのは「GMOインターネット」「サイバーエージェント」「mixi」など。

「G」ではIT企業によるプロ野球チーム購入イベントが起こる。
この頃プロ野球チームを買収しようとしたのは楽天、ライブドアでどちらも本社は六本木(当時)。
おそらく、このイベントを入れたいが六本木を物件にするのは難しい…ということで、元々IT企業の多い渋谷に「IT企業」を置き、このイベントを入れたのではないかと推測。

現実では「G」発売から6年後の2011年に、本社が渋谷のDeNAがベイスターズを購入した。

15・16ではランダムでワクチンプログラムイベントが起こる。以降ウイルスカードの影響を受けなくなる効果があったが、20周年でウイルスカード自体廃止。以降このイベントは無くなり通常物件に。



色々お世話になっているサイバーエージェントさんを。前よりも駅に近くなってて助かったー。



●ベンチャー企業(X〜12、TOKYO)

こちらも元ネタ特定困難。Xは2000年発売なので、
ちょうど上の「サイバーエージェント」「mixi」あたりがベンチャーだった時期でもあるが、この時期は有象無象の企業だった(はず)。

全国編では収益率マイナスの物件で、イベントが起こると収益率200%、1年毎に収益率が下がり、
最終的に元のマイナス収益率になるという物件だったのだが、TOKYOではイベントが削除。通常の物件に変更。



●東京ハンズ(20周年〜令和、TOKYO、KANTO)
元ネタ:東急ハンズ 【大図鑑】
URL:https://shibuya.tokyu-hands.co.jp/

上と同じ東急グループに所属するホームセンター。だったのだが、2022年に東急からカインズに売却。今はカインズの子会社になっている。

Wikipediaによると「見たことはあっても、入手方法さえわからなかったような工芸用道工具類や金属材料・樹脂材料などが、
「場違い」と言える都会の商業地で小ぎれいな店頭に並べられ、適量に小分けして販売される様子は一種のカルチャーショックを与え、
東急ハンズ渋谷店は渋谷の新名所として知られるようになった。」らしい。

東急ハンズの本社はかつては渋谷で、2014年以降は新宿に本社があるのだが、2014年以降に発売された2017・令和でも移転せず渋谷の物件のまま。





●ドラッグストア(X〜2010、TOKYO、KANTO)
元ネタ:三千里薬品 【おそらく】
URL:https://www.3000ri.co.jp

渋谷でドラッグストアといったら「三千里薬品」だと思うのだけれど、
もし「三千里薬品」が元ネタなら物件名が「ドラッグストア」にならない気がするんだよなぁ…
例えば「四千里薬局店」とか「一万キロ薬品店」とか。

でも他にチェーン店しか見つけられないので、とりあえず「三千里薬品」を元ネタに。





●レコード会社(JAPAN)
元ネタ:エイベックス? 【もしかしたら】
URL:https://avex.com/jp/ja/

これ、案外特定が難しくて、自分の考えを箇条書きにすると
・ソニー、ユニバーサル、ワーナー等々…渋谷じゃない
・アミューズ…物件名「芸能事務所」になりそう
・エイベックス…JAPANには「原宿」が存在せず、JAPAN発売当時「浜崎あゆみ」や「御家騒動」で良くも悪くも話題だった(「のまネコ」はギリ後)
・日本クラウン…物件名「演歌レコード会社」になりそう。渋谷の雰囲気とはちょっとズレる
・トイズファクトリー、フォーライフ等々…少し規模が小さい

ということで、ここではエイベックスを元ネタとしておきます。(ただし、エイベックスの本社は2022年に三田に移転)

で、さらに「7、V」の原宿に「レコード会社」があるので、訪れた記録やエイベックスの説明は「原宿」で。



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