深川(ふかがわ)【東京都】
登場作品…TOKYO、KANTO

2005年の携帯版TOKYOで初登場。

TOKYO版には登場しない予定だったが、
2004年9月24日の取材でいい店が多く、「物件一覧表に、やっぱり深川を入れたくなった。」と登場することになった。
(※文中では「64駅ぐらいしか表示できない」と書いてあるが、努力の甲斐あって実際のゲームでは80駅登場できている)

この取材でそうとう気に入ったのか、平賀源内のタメか、その両方か分からないが、
近隣の「日本橋」「人形町」「亀戸」などを抑え、KANTO版にも登場。

KANTO、DS版TOKYOでは歴史ヒーロー「平賀源内」の登場駅。
どちらでも強力な効果を複数持つため、早めの買い占めOR敵に買い占められないための1軒買いが有効。

また現実の東京に「深川駅」は無く、物件になっているお店に近いのは「門前仲町駅」や「清澄白河駅」など。



●きんつば屋(TOKYO、KANTO)
元ネタ:華 【裏日記2002年2月15日
URL:https://www.koto-jikan.com/request/area/owners_profile_d/246/

裏日記2002年2月15日。ハドソンの大里専務がお土産に持ってきた「きんつば」がこの「華」のもの。
「思わずひさびさに箱食いしたくなるレベルで、食べたい気持ちを押さえるので、精一杯だった。」と、お店の情報とともに書かれている。



日記にも「甘さ抑え目」と書かれている通り、確かに甘さが控えめ。
固めのタイプの水ようかんな感じ。いつも食べている「きんつば」とは少し違う味なので、新しい商品名を付けてもいいのではないかと思うほど。



●あげまん屋(TOKYO、KANTO)
元ネタ:宮月堂 【裏日記2004年9月24日】→2018年頃閉店?

きんつば屋「華」の斜向い「宮月堂(みやげつどう)」の名物は「あげまん」。
日記では「あんこが、さらさらで、油っぽい皮との相性がいいんだなあ!」と紹介されている。

しかし、2018年頃に閉業?
閉店の貼り紙などはされていなかったようで、移転や復活を期待するツイートも見かけたが、2023年に訪れた際にはビルが取り壊されていた。





●深川めし屋(TOKYO、KANTO)
元ネタ:JR東海パッセンジャーズ・深川めし 【裏日記2003年2月8日】
URL:https://www.jr-cp.co.jp/products/hukagawameshi/

「深川めし」はアサリとネギで煮込んでご飯の上に乗せた東京の郷土料理。

もちろん深川には「深川めし」を出すお店はいくつかあるが、
さくまサンの日記を見る限り、東京駅の駅弁「深川めし」の登場率が高く、この駅弁を指している可能性がある。

例えば、
2003年2月8日には「東京駅東海道新幹線構内では、いちばんお勧めの「深川めし 850円」を食べる。」
2004年4月12日には「値段も考えてお勧めできる駅弁のナンバーワンは、この「深川めし」」
2005年12月16日には「買うと間違いのないおいしさ」
2012年11月4日には「これシンプルでいい。」
と、携帯版TOKYO開発時期を中心に何度も出来を褒めている。

パッケージは少し変わっているが、同じJR東海パッセンジャーズの「深川めし」。



色味は渋いが、穴子、アサリ、べったら漬、浅草海苔と東京名物が詰まったお弁当。
アサリ、そんなに得意じゃないがこれは美味しかった。



●深川江戸博物館(KANTO)
元ネタ:深川江戸資料館 【おそらく】
URL:https://www.kcf.or.jp/fukagawa/

KANTOで唯一追加された物件。城東地域は江戸をテーマにした資料館が多い。

いちばん有名な「江戸東京博物館」は「両国」の「お江戸記念館」のハズなので、
ここは清澄白河にある「深川江戸資料館」を元ネタに。

この「深川江戸資料館」は江戸時代の深川を再現した「情景再現、生活再現展示」がウリで、建物はもちろん細かな道具まで再現されている。

KANTO発売後の2016年にさくまサンも来訪。





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